マドリードの冬は時にスペイン北部の気温を下回ることもあるくらいとにかく寒いです。
スペインのアンダルシアで長く暮らしていたわたしはスペインは真冬でも天気がいいと温かいものと思い込んでいたので、マドリードに着て例え日が照っていても寒い冬が本当にこたえました。
といっても年末年始しかスペイン旅行するタイミングがないというかたもたくさんいらっしゃいますよね。
実はマドリードは毎年12月初旬から年明けの1月5日頃まで街中がイルミネーションに覆われてクリスマスのお祭りも開催されます。
寒いのさえ何とかなれば観光するのが楽しい時期でもあるんですね。
ここでは真冬のマドリードを観光するコツやモデルコースなどを紹介していきます。
マドリードを冬に観光するコツ
真冬は朝は気温がマイナスになることも多く昼間でも高くて10くらいまでしか気温が上がらないマドリードなのですが、そんな冬のマドリード観光を楽しむコツをまずは紹介していきます。
マドリードの気候や1年間の平均気温等については下記の記事で詳しく解説しています。よかったら是非参考にしてみてくださいね。
スペインのマドリードの気候は?1年の気温の移り変わりを1か月ごとに紹介
とにかく厚着する
誰でも思いつく対策かもしれませんが、まずはしっかり厚着をしてください。
海外旅行でおしゃれしたい気持ちもあるかもしれませんが風邪をひいては元も子もないのでまずはしっかり防寒します。
クリスマスシーズンや年末年始は夜のイベントも多いので、寒い中長時間外に出るというのを前提にした準備が求められます。
ダウンコート等の寒さに強い上着やブーツは勿論、あったかい下着やタイツそれにマフラー・手袋・帽子はほとんど必需品といってもいいですよ。
外を歩くのは昼間にあてて朝と夕方は室内の観光にあてる
マドリードはプラサ・デ・ソルやプラサ・マジョールそれにアルカラ門など外の見どころも多いですよね。
そこで冬の寒い時期は外歩きを少しでも気温が高い昼間に持ってくるような日程を組むようにしたいです。
特に寒い朝と夕方は美術館や王宮それにお土産のショッピングなど室内の行動にあてると、少しは寒さをしのぐことができますよ。
チケットは事前にネットで購入しておくと列に並ぶ時間を省略できます。
体が冷えてきたらカフェでチュロスとホットチョコレート
マドリードはチュロスとホットチョコレートを出すカフェが非常に多いです。
チュロすというのは細長くてやや塩味のする揚げパンで、これをホットチョコレートやカフェオレに浸して食べるのがスペイン伝統の朝食やおやつスタイルの一つなんですよ。
あったかいチョコレートは冷えた体を温めるだけでなく観光のためのエネルギーもチャージしてくれます。
日本のカフェでお茶とケーキを食べるより断然安く休憩できるので、寒さに負けそうになったら積極的にカフェを利用するのもいいですよ。
冬のマドリード 観光モデルコース
次に冬にマドリードを観光する場合のモデルコースを紹介していきましょう。
詰め込み気味の日程にしてあるので、お好みで調整してくださいね。
マドリードのおすすめ観光スポットについては下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。

モデルコース1日目
10:00~ 王宮とその周辺を観光
王宮は10時開園 事前にチケットを購入しておく
王宮を見学してから隣にあるアルムデーナ大聖堂やサバティーニ庭園を見学
エルカルナシオン修道院
昼食
プエルタ・デル・ソルと周辺を散策
デスカルサス・レアレス修道院を見学
マヨール広場とその周辺を散策
サン・イシドロ教会を見学
日が暮れてからクリスマスのイルミネーションを見てまわる
モデルコース2日目
10:00~ プラド美術館見学 事前に時間指定でチケットを購入しておく
アルカラ門と周辺を散策
昼食(サン・ミゲル市場で食べ歩きもおすすめ)
レティ―ロ公園の散策
ティッセン・ボルテミッサ美術館とソフィア王妃芸術センターの見学(又はどちらか1つ)
ソフィア王妃芸術センターは月曜日と水曜日から土曜日までの19時から21時までと、日曜祝日の13時30分から19時までは常設展の見学が無料
※2019年9月時点の情報です。変更になる場合もあるので観光施設の情報は事前に確認するようにしてくださいね。
まとめ
寒い冬のマドリードですがそれでも見逃せない見どころ満載の魅力的な町であることに変わりはありません。
それに冬はクリスマスシーズンのワクワク感が街にただよい、たとえすごく寒くても街の雰囲気は明るいです。
防寒に気をつけつつ観光や街歩きをたっぷり楽しんでくださいね。
また夏のマドリードの観光のコツについては下記の記事で詳しく説明しています。ぜひこちらもあわせて見てみてくださいね。

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