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思えば国際結婚でスペインに移住することになった約8年前、海外生活が不安で日本から色々な物を持ってきました。
大きな段ボール5箱分くらいの荷物を送って旦那にちょっとあきれられたりもしたのですが、年月が経ったまま日本から持ってきて本当に良かったものと別になくてもよかったなと思うものにはっきりと分かれていたりします。
これから海外に移住する予定の方は、荷物の送料等を考えると持って行くものはできるだけ減らしたいとお考えなのではないでしょうか?
持って行ったはいいものの結局使わなかったなんてことになったらやっぱりもったいないですよね。
ここではわたしが海外生活のために日本からスペインに持ってきて、本当に役に立ったものを紹介していきたいと思います。
日本からスペインに持って行ってよかったもの7つ
スペインに住んでみて思たのが、日本にあってスペインにないものというのはあまりないということです。
日本と全く同じもはなくても、似たものや代用できるものは大体どこかにあります。
わたしがスペインに来た時にはまだamazonがなかったのですが、今はスペインでもamazonがメジャーになっていてどんなに田舎でもamazonで注文すれば何でも手に入ったりします。
ここで紹介するのはそれでもやっぱり日本から持ってきてよかったと実感しているものばかりですよ。
1、移住先の電圧に対応した炊飯器
スペインに移住してスペインのもの中心の食事になっても絶対に食べたくなるのが白いご飯です。
だからってお米を鍋で上手に炊くのって結構むつかしいんですよね。
わたしは両親が結婚祝いを兼ねてヨーロッパの電圧に対応したヨーロッパの電源プラグの炊飯器を日本から送ってくれたのですが今でもヘビロテしています。
わたしが持っているのはタイガーの炊飯器なのですが、日本でおなじみのメーカーは結構海外対応の炊飯器も販売しているんですよ。
日々の食事だけでなく離乳食の時のおかゆづくりにものすごく重宝しました。
スペインの電圧と電源に対応した炊飯器は何よりも持ってくるのをおすすめする1品です。
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2、くっつかないしゃもじ
炊飯器とリンクするのですが、くっつかないしゃもじがあるかどうかで食事の支度の手間が全然変わります。
しゃもじは炊飯器についてくることが多いのでそれで大丈夫だろうと思いがちなのですが、くっつくしゃもじほどストレスな物はないです。
100均でも手に入るものでしかも軽いので、1本か2本荷物に入れておいてくださいね。
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3、リージョンフリーのDVD/Blu-rayプレイヤー
日本で買ったDVDやBlu-rayは海外のプレイヤーで再生することができません。
でもほとんどの方が日本からお気に入りの作品を持ってこようと考えているのではないでしょうか。
パソコンでは見れるのでいいかと思うかもしれませんが、特に子供が生まれると日本語の勉強を兼ねて日本のDVDを見せることも多くなります。
その時パソコンで見せるとパソコンを壊されそうで怖いんですよね。
そのため日本とヨーロッパのDVDやBlu-ray両方を再生できる、リージョンフリープレイヤーがあるととても助かりますよ。
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4、パソコン
パソコンこそスペインにもあるだろうと思うかもしれませんが、スペインのパソコンは日本のパソコンとキーボードが微妙に違います。
スペインで買ったパソコンに日本語変換システムをインストールすると日本語で入力することができるのですが、めちゃくちゃ使いにくいです。
実はわたしは自分が持って行ったパソコンが壊れてスペインのパソコンを使ってブログを書いていますが、イライラさせられることが結構あったりするんですよ。
なのでパソコンをよく使う方は日本のパソコンを持ってくるのをおすすめします。
5、本
海外で生活していると絶対に日本語が恋しくなり、無性に本が読みたくなります。
日本語の本は海外ではなかなか手に入らないので、お気に入りの小説などいくつか持ってきておくのをおすすめします。
またスペイン語初心者の方は日本語で書かれたスペイン語の参考書があるとスペイン語の勉強に取りかかりやすいですよ。
6、電子書籍リーダー
スペインのAmazonでもKindleが売られてい居るのですが、日本のAmazonの電子書籍には対応していません。
Sonyのリーダーも日本向けと海外向けで互換性がないので、スペインから日本の電子書籍を購入して読みたいと思う場合は日本から電子書籍リーダーを持って行く必要があるんです。
普段本はあまり読まないという方も、例えば子供ができたら日本の育児本が読みたくなったりするので1つ持っていると便利ですよ。
7、下着と水着
日本でZARAが人気なように、服や靴はスペインで売られているものでも結構体に合います。
でもなぜか下着の特にショーツだけは一番小さいサイズでもブカブカなことが多いんですよね。
スペインは夏になるとどこのお店にも水着が並び、かわいくて日本のものより安いのですがこちらも下着と同じくショーツのサイズが合わないので着られないことが多いんです。
同じ日本人でもわたしと違ってグラマラスな方は大丈夫かもしれないのですが、下着はないと本当に困るので多めに持ってくるのをおすすめしますよ。
またブラトップを愛用している方もスペインにはないのでいくつか持ってくると便利だと思います。
持って行ったけどあまり必要なかったもの
逆に持ってきたけど結果的にあまり使わなかったものを紹介しておきたいと思います。
1、化粧品
海外では保湿用の化粧水やオイルクレンジング、それに洗顔フォームなど日本ではどこにでも売っているような化粧品がありません。
最初は結構戸惑うのですが、結局現地のショップでしょっちゅう目にしているうちにこっちの化粧品を使ってみたくなってくるんですよね。
また敏感肌用の基礎化粧品は薬局にものすごい種類が置かれています。
日本から持って行く基礎化粧品は当面使うもの1セットだけで後はこっちで合うものを見つけていく方が、長い目で見ると便利です。
スペインではマスカラやファンでなどは日本にもあるメイベリンやラミエルがあるので困りませんよ。
2、薬
もし持病があって毎日薬を飲まないといけない場合は、日本で3か月分くらいは処方してもらってきてください。
移住先の国の社会保険に加入できるまでどれくらい時間がかかるかわからない上、その国にない薬だった場合すぐに似たものを処方してもらえるかどうかわからないのでたくさん持っておくのに越したことはありません。
ただそれ以外の頭痛薬や風邪薬は普通に手に入る国も多いですよね。
特にわたしのように国際結婚する場合旦那さんに聞いたらどんな時にどんな薬を飲むのかすぐ教えてもらえます。
特にスペインの場合は薬の値段が日本より安いので、買いだめしていっぱいストックを持て行く必要はないですよ。
3、服
服は日本と海外で流行りが違います。
日本から服を持ってきても移住先の国のショップを覗いているうちに絶対にこっちのものが欲しくなってしまいます。
日本でZARAやH&Mを着たことのある方なら、ヨーロッパのサイズでも結構大丈夫だったりします。
当面着るものはもちろん必要ですが、多めに買って持ってくると服が余ってしまうかもしれませんよ。
まとめ
わたしがスペインの生活に慣れた後でもあってよかったと思うものを7つ紹介しました。
下着や水着それに本については日本に帰るたびに新調して持ってきています。
もし食品を持ってこようと考えている方は、箱に詰めて日本から送ると税関でとめられてしまうことがあるのでスーツケースに入れて持ってくるのをおすすめします。
お醤油や海苔はこっちのスーパーにもあるので、あまり心配することはないですよ。
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