夏のスペイン旅行であると便利な持ち物や服装は?強い日差し対策を忘れずに

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観光シーズンの夏は1年で一番スペインに観光客が集まる時期です。

日本でもお盆休み等を利用してスペイン旅行を計画している方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

夏はスペインが一番生き生きしている季節ではあるものの、旅行を存分に楽しむためにも暑さや日差しへの対策は欠かせないです。

ここでは夏にスペイン旅行する時にあると便利な持ち物やおすすめの服装などを紹介していきますよ。

夏のスペインの気候は?

夏のスペインってどんな気候だと思いますか?

実は夏のスペインってこんな感じだよと一言で言い表せないくらい、地域によって気候が違うんです。

まず首都マドリードとその周辺のカスティーリャ=ラ・マンチャ州そしてアンダルシア地方内陸部の夏はただただものすごく暑いです。

マドリードの8月の平均最高気温を検索すると31度と出てきますが、気温が31度で収まる日なんてほとんどありません。

朝方は結構涼しいものの午前11時を境にぐんぐん気温が上がっていき、14時から17時の間は気温が40度に迫ることも珍しくありません。

アンダルシアの沿岸部やバルセロナやバレンシアの沿岸部は暑いものの内陸部よりは大分過ごしやすくなります。

昼間の一番暑い時期でも気温は31度前後くらいで、湿度が日本より低いこともあって日陰に入るだけで大分暑さをしのげますよ。

18時くらいになると涼しくなってくることも多く、快適に街歩きを楽しめます。

ただ6月から8月にかけて月に2,3日アフリカのサハラ砂漠から風に乗って熱気が流れ込んでくることがあります。

この時だけは外を歩けないほど暑くなるので、ビーチやプールに避難するようにしてくださいね。

そして最後にスペイン北部なんですが、真夏でも涼しい日が多いです。

ビーチで遊べるくらい気温が上がることもあるものの半袖では肌寒く感じることもあるので、長袖や上着が必要になりますよ。

夏のスペイン旅行にあると便利な持ち物

スペイン各地の夏がどんな感じなのかわかったところで、夏のスペイン旅行に必要な持ち物を順に見ていきましょう。

少しでも快適に観光できるよう荷造り前にチェックしておいてくださいね。

スペイン旅行に必須の持ち物や全ての季節に共通する持ち物についてはこちらをご覧ください。

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日焼け止め

日本より日差しが強く感じるスペインの夏は日焼け止めが必需品です。

日焼け止めなしで外出すると真っ黒に日焼けするだけでなく、紫外線で肌にダメージを受けてしまいます。

女性だけでなく男性も日焼け止めを1つスーツケースに入れておくようにしてくださいね。

またお子さんがいる場合は子ども用の日焼け止めも忘れないでください。

日焼け止めはスペインにももちろん売っているのですが、なぜか日本より高く大きなボトルやチューブに入っているものばかりです。

大勢で使いまわすのでなければ1週間くらいじゃ使いきれないと思うので、日本から小さめのボトルを持ってくる方が荷物が少なくなると思いますよ。

帽子

帽子は日よけと暑さ対策の両方に使える便利アイテムです。

上でもちょっとふれたのですが湿度が低いスペインは例えば同じ35度の気温でも日本より過ごしやすく感じます。

灼熱のマドリードでも直射日光さえ避ければなんとか歩き回れたりもするので、日よけアイテムがあるかどうかはとても重要になります。

日本だと日傘の方が人気ですがスペインで日傘をさしている人はほとんどおらず、さらに混雑した観光地では邪魔になってしまうことも考えられます。

なのでつばのある夏用の帽子を1つ持って行くようにしてくださいね。

トリートメント

強い日差しの中長時間外に出ていると髪の毛がパサパサになってきてしまいます。

さらにビーチやプールに行った日には目に見えて髪のダメージが目立ってきます。

気にしないという方もいるとは思いますが、髪がパサパサニなるとスタイリングに時間がかかったりと良いことないですよね。

もし使い捨てサイズのトリートメントや小さいボトルに入った洗い流さないトリートメントがあるなら、スーツケースに忍ばせておいてください。

気になった時にさっとヘアケアできるので助かりますよ。

虫刺されの薬

スペインの夏にも日本の夏と同じように蚊がいっぱいいます。

しかもスペインの蚊は日本の蚊より大きく、刺されたときの痒さや腫れ方も激しかったりします。

なので虫刺されの薬も念のため持って行っていると安心ですよ。

スペインには虫よけスプレーはあるのですが、虫刺されの薬ってなぜか売ってないんです。

ビネガーを塗ったらいいと言われるのですがちょっと抵抗があると思うので、日本から使い慣れたものを用意しておくようにしてくださいね。

ミネラルウォーターやお茶

これはスペインで用意すればいいのですが、街歩きの時に水分補給のためのは欠かせません。

スペインの売店やスーパーなどにペットボトル入りのミネラルウォーターがあるので、見つけたらすぐ購入し常に持ち歩くようにしてくださいね。

もし水ではなくお茶派だという方は、スーツケースに余裕があればペットボトルを何本か持ってくるのもいいですね。

飲み切ってしまえば帰りの荷造りで邪魔になることもありませんよ。

夏のスペイン旅行におすすめの服装

夏に快適にスペイン旅行するためには服装をどうするのかも重要ですね。

ただスペイン各地で夏の気候が違うように場所によっておすすめの服装も違ってくるので、地域別におすすめの服装を紹介していきます。

マドリード周辺やアンダルシアの内陸部の場合

暑さが厳しいマドリードやアンダルシアの内陸部に行くならとにかく涼しい服装が一番です。

半袖やタンクトップのトップス + 麻など涼しい素材のパンツやショートパンツ

スペインの人や欧米からの観光客の人は夏に長いパンツを履いているのは珍しいです。

男性はハーフパンツ、女性もミニやひざ丈のスカートや丈の短いパンツが主流なので、日本より肌の露出が多めになっても浮くことはありませんよ。

また靴はスポーツ系のサンダルキャンバス素材のスニーカーなど、歩きやすく涼しげなものをおすすめします。

マドリードやその周辺は夏に急に気温が下がる日があったりもするので、カーディガンなど薄手の上着も念のために持っておきたいですよ。

アンダルシアやバルセロナなどの沿岸部の場合

内陸部に比べると過ごしやすいと言ってもアンダルシアやバルセロナの沿岸部も十分に暑いです。

服装や靴などはマドリードなど内陸部の服装と同じで大丈夫ですよ。

ただ日本からマラガに行った時夕方寒いと感じることが結構あったんです。

なのでロング丈のボトムスカーディガンやパーカーといった羽織ものも持って行っておく方が安心ですね。

また夏に沿岸部に行くなら水着は必需品です。

海水浴する予定がなかったとしても地中海の海を目にすると絶対海に入りたくなること間違いなしですよ。

スペイン北部の場合

スペイン北部に行く場合は南部やマドリードに比べて5度くらい気温が落ちるので服装に注意したいです。

肌寒い日も多く半袖1枚では出歩けないなんてことにもなりかねません。

パーカーなどの上着 + 半袖か七分丈のトップス + 長い丈のパンツ

と寒くなった時のために常に上着を持ち歩くようにしてくださいね。

靴はスニーカーなど歩きやすく底がしっかりしたものがおすすめですよ。

またスペイン北部は他の地域に比べて降水量が多いです。

例え夏でも雨が降ることがあるので、折りたたみ傘を持って行っておきたいですよ。

 

こちらの記事で暑い夏のマドリードを観光するコツやモデルコースを紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

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まとめ

夏にスペインを旅行するなら暑さ対策が欠かせません。

そしてせっかく夏にスペインに来られるなら、ぜひ地中海ビーチも楽しんでもらいたいなと思います。

観光・芸術鑑賞・リゾートと楽しみが多いスペインの夏を思いっきりエンジョイしてくださいね。

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