スペイン旅行の行先として人気の高いマドリード。
2021年レティ―ロ公園とプラド通りが世界遺産に登録され、ますます注目度も上がっていますよね。
旅行を前にいしてマドリードで一体何をしようかとワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
マドリードは街の中はもちろん周辺にも見どころが沢山あるので、旅行日程が1週間あっても飽きることなく楽しむことができます。
ここではマドリード近郊に住んでいるわたしがおすすめする、マドリード観光1週間のモデルコースを紹介していきたいと思います。
マドリード観光1日目 プエルタ・デル・ソル周辺や王宮の散策

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プエルタ・デル・ソルを散策
マヨール広場を散策
王宮の見学
オリエンテ広場の散策
サン・ミゲル市場で昼食
グランビア通りを散策&ショッピング
スペイン広場を散策
観光のポイント

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マドリード観光1日目ならやはりこれぞマドリードという一番の中心地を見てまわりたいですよね。
プエルタ・デル・ソルとマヨール広場さらにその周辺はマドリードに着いたらまず最初に立ち寄りたい場所です。
両広場の散策にはそれほど時間がかからないので、そのまま近くの王宮を見学してしまいたいですね。
王宮の入場チケットはあらかじめ予約しておくのをおすすめしますよ。
王宮周辺を散策したらスペインの昼食時(14時)くらいになるのではないでしょうか。
市場を改装した食い倒れ街サン・ミゲル市場で色々なタパスをつまむのも楽しいですよ。
午後からはグラン・ビア通りを中心としたマドリードの街歩きを楽しみながら、スペイン広場のドン・キホーテ像の前で記念撮影してみてくださいね。
マドリード観光2日目 美術館通りの散策

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プラド美術館を見学
レティ―ロ公園を散策
昼食
アルカラ門周辺を散策
シベレス広場を散策
ソフィア王妃芸術センターを見学
観光のポイント

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マドリードは世界有数の美術館をいくつも有する町でもあります。
特にスペイン王家のコレクションを展示しているプラド美術館は絶対に外せないスポットですよ。
美術館通りの周辺にはレティ―ロ公園やアルカラ門それにシベレス広場といった人気の観光地が多くあるので、ランチをしながらのんびり散策するのもいいですよ。
そして午後にはもう1軒、ソフィア王妃芸術センターを見学しておきましょう。
ピカソのゲルニカがあるこの美術館は、ダリの作品が多く展示されていることもあり年々人気が高まっています。
スペイン近代美術の世界にどっぷりつかることができ、若い人たちからの注目度も高いんですよ。
マドリードの美術館をお得に周れる共通チケットについてはこちらをご覧ください。

マドリード観光3日目 動物園かテーマパークへ
マドリードはスペインの首都だけあり近くに動物園やテーマパークがいくつもあります。
ワーナー・パークやマドリード動物園・水族館は特に見ごたえたっぷりで丸1日楽しめるようになっていますよ。
マドリードに1週間居られるなら1日は文化や芸術から離れてテーマパークではしゃいでみるのはいかがでしょうか。
お子さん連れならよりおすすめしますよ。
マドリードの動物園やテーマパークについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参照してみてください。
マドリード観光4日目 トレドへ日帰り観光

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トレドは旧市街全体が世界遺産になった中世スペインの面影を色濃く残す町です。
マドリード周辺には日帰りで行ける世界遺産が沢山あるのですが、その中でもトレドの知名度と人気はずば抜けて高いです。
マドリードに行くならぜひ行っておきたい町なんですよ。
トレド観光は旧市街の散策がメインになりますが、その中でも特に大聖堂は見逃せません。
スペイン全土に沢山あるカトリック大聖堂の中でトップの格式を持つこの大聖堂は14世紀に完成したもので、ゴシック様式の重厚感あふれる建物になっています。
外観はもちろん内装の優美さや細やかさも見もので、トランスパレンテと呼ばれる彫刻の装飾や聖体顕示台それに聖歌隊席などは一見の価値ありです。
またトレドはスペインを代表する画家であるエル・グレコと縁が深い町でもあり、サン・トメ教会には彼の最高傑作が残っているんですよ。
鍛冶屋さんやお土産物屋さんがずらりと並ぶ細い路地は歩いていると違う時代にタイムスリップしたような感覚になってきます。
情緒たっぷりのことの雰囲気を満喫してくださいね。
トレドへの行き方
・マドリードのアトーチャ駅より高速列車AVANTで約30分
・マドリードのバスステーション( Estación de la Plaza Elíptica)よりALSAのバスで約1時間
マドリード観光5日目 セゴビアへ日帰り観光

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セゴビアはマドリードから北西に100㎞ほど行ったところにある世界遺産の町です。
高台にある小さな町なのですが旧市街に見どころがぎっしり詰まっていて、トレドと同じようにマドリードからの日帰り旅行に人気なんですよ。
町に着くとまずローマ時代の巨大な水道橋の姿に驚かされます。
2000年近くも前のものとは思えないほど保存状態がよく威厳に満ちていて、端に沿って散歩するのも楽しいです。
そして町の一番高い位置には青い屋根と白っぽい壁がメルヘンの世界そのままのアルカサルが建っています。
白雪姫のお城のモデルと聞いて本気で納得してしまいました。
そして町の丁度中腹辺りにある広場には貴婦人と呼ばれる気高く美しいゴシック様式の大聖堂の姿を見ることができます。
セゴビアへの行き方
・マドリードのチャマルティン駅より高速列車で約30分
・地下鉄3号線と6号線のモンクロア駅に接続するバスステーションからLa Sepulvedana もしくはAvanzaBusのバスで約1時間20分
マドリード観光6日目 サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルへ日帰り観光

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サン・ロレンソ・デ・エスコリアルはマドリードから北西に50㎞くらい行ったところにある山間の町です。
この町は
修道院という王立の修道院があることで有名なんですね。
この壮大で巨大な建物は修道院だけでなく王宮や博物館といった機能も兼ね備えていて、絵画コレクションや蔵書もかなり充実しているんですよ。
16世紀に古典様式で建てられた建物で左右対称の建物で、世界遺産にも登録されています。
スペイン王家が避暑地として使っていたという歴史もあり、真夏のマドリードの暑さからちょっと離れたいという時にもおすすめですね。
またエスコリアルの代わりにアランフエスやアルカラ・デ・エナレスに行ってみるのもいいですよ。
サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアルへの行き方
・マドリードのチャマルティン駅より近距離列車セルカニアスのC8A線で約50分
・下鉄3号線と6号線のモンクロア駅に接続するバスステーション発着のバスで約55分
マドリード近郊のおすすめ観光スポットについてはこちらの記事をご覧くださいね。


マドリード観光7日目 サン・イシドロ教会や周辺の修道院それにティッセン=ボルネミッサ美術館へ

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ティッセン=ボルネミッサ美術館の見学(又は国立考古学博物館の見学)
サン・ヘロニモ・エル・レアル教会の見学
昼食
サン・イシドロ教会の見学
アルムデナ大聖堂を見学
王立劇場周辺の散策
エル・コルテ・イングレスでショッピング
観光のポイント
最終日は翌日のフライトに備えてマドリード市内の残りの見どころをのんびり周っていきましょう。
そしてマドリード観光の締めくくりとして、3大美術館の一つティッセン=ボルネミッサ美術館の見学も忘れてはいけませんね。
絵画はもう十分見たという方には、国立考古学博物館もおすすめです。
スペインで出土した歴史的遺物がものすごい数展示されている他、エジプトのミイラやギリシャ時代の陶器など、とにかく見どころが多いです。
マヨール広場の近くにあるサン・イシドロ教会やアルムデナ大聖堂もマドリードでぜひ見ておきたいスポットになりますね。
またせっかくなのでスペイン唯一にして最強のデパートチェーンであるエル・コルテ・イングレスでショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
エル・コルテ・イングレスはマドリード市内のあちこちにあり、プエルタ・デル・ソルの近くやPlaza del Callaoといった中心地にも店舗を構えています。

まとめ
マドリードやその近郊の観光の1週間分のモデルコースをずらりと紹介してきました。
こうしてみるとマドリードの魅力は街歩き、美術館、王宮、世界遺産と本当にバラエティに富んでいますね。
さらに周辺の町を合わせるとここにあげた場所以外にももっと見どころがあったりするんですよ。
マドリードで結構まとめて観光の日程が取れるという方は、ぜひここにあげたモデルコースを参考にしてみてくださいね。
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