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これからスペイン語を勉強しようと思ったらまず参考書が必要になりますよね。
わたしもスペインで暮らすと決まってから実際に渡航するまでの4か月間、日本でがむしゃらにスペイン語を勉強していました。
スペインに来ることになったのはスペイン人の主人と結婚することになったからなのですが、主人にはわたしがワーホリで滞在していたアイルランドで出会って英語で会話していたのでスペイン語が全く分からなかったんですよね。
スペインで暮らすからにはやはりスペイン語が話せないとと息巻いていたのですが、実は一番最初参考書を選ぶ時にめちゃくちゃ迷ってしまいました。
スペイン語の参考書って本屋さんで見るとめちゃくちゃ少なく、ネットで見るとめちゃくちゃ多くてまずはどれを選んだらいいのかわからなくなってしまったんですよね。
さらにスペイン語が全く分からない状態で参考書を選んでも、一体どれが分かりやすいのかなかなか判断がつかなかったりもしました。
なのでもしかしたら今まさにスペイン語を勉強しようと思っているけどスペイン語の参考書選びで困っているという方もいらっしゃるのではないかなと思います。
そこでここではわたしがこれまで実際に使ったことがある参考書の中からおすすめの3冊を紹介していきますよ。
わたしが実際に一番よく使っていたスペイン語の参考書たち
それではまずわたしが日本でスペイン語を勉強していた時に一番よく使っていて、さらにスペインにまで持ってきた参考書達を紹介したいと思います。
『驚くほど身につくスペイン語』著・ ルイス・セボジャダ, 山崎佳世
『驚くほど身につくスペイン語』はわたしがスペイン語を勉強し始めてすぐのころに一番よく使っていました。
あいさつなどの会話の基本表現からはじまり、動詞の活用や形容詞の使い方といった基礎の文法、それにちょっと難しい表現や文法まで段階を追って少しずつ説明していってくれます。
全ての章が会話を基に構成されていて、文法とスペイン語での会話のやり取りを同時に勉強できるのもよかったですよ。
この参考書は基本表現と基礎の文法を中心に構成されているので、これまでほとんどスペイン語に触れたことがないという初心者の方に特におすすめします。
わたしが実際そんな超初心者だったのですが、そんなわたしが読んでもある程度すんなり理解できるくらい説明もわかりやすかったです。
毎週末この本とノートを持って近所のドトールで勉強してたのが懐かしいです。
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驚くほど身につくスペイン語 (CDレッスン) [ ルイス・セボジャダ ] 価格:1,650円 |
『改訂 スペイン語の入門』著・瓜谷良平
『改訂 スペイン語の入門』はスペイン語の参考書の超定番と言ってもいいのではないでしょうか。
スペイン語の文法はこれ1冊で学べると言ってもいいくらい内容が濃く、文法や表現についてかなり詳しく解説されています。
スペイン語を勉強し始めた当初はちょっと難しく感じたのですが、上で紹介した『驚くほど身につくスペイン語』を一通り読んだ後は理解できるようになってきて登場回数が増えました。
スペインに来てから一番開いた回数が多いのはこの本なのではないかと思います。
スペイン語がある程度分かるようになった後も文法で疑問が出るたびに見直したりしていたので、長く愛用していける1冊といえるのではないでしょうか。
スペイン語で会話するには文法以外にもリスニング力など鍛えないといけないことは沢山ありますが、それでもこの本に書いてあることが一通りちゃんと頭に入ったら大分スペイン語でのリスニングや会話も理解しやすくなるのではと思います。
それくらいスペイン語を習得する上で知っておきたいことが一通りぎゅっとまとめられている良書と言えます。
巻末にはちょっとした単語集やよく使う動詞の活用表も載っていて便利です。
わたしがこの本に出合ったきっかけはスペイン語の参考書についてネットで調べていた時に、沢山の人に推奨されていたからだったりします。
当時の家や職場の近くの本屋さんでは見つけられなかったので結局ネットで注文しました。
この本は2015年に改訂されて今手に入るのは『 新版 スペイン語の入門』という新しいバージョンになっているようですね。
例文など変わっている点もあるようですが文法の説明などは旧バージョンを引き継いでいるようなので、使いやすさは以前とほとんど変わらないんじゃないのかなと思います。
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価格:2,530円 |
『これなら覚えられる!スペイン語単語帳』著・高垣敏博
語学学習には単語帳も欠かせないよなという思い込み(?)からたどりついたのが、この『これなら覚えられる!スペイン語単語帳』でした。
『改訂 スペイン語の入門』と一緒にネットで注文したのですがこれにした決め手はCDがついていたからです。
CDの内容をiPodに入れて通勤電車の中で聞いているだけで自然と語彙やリスニング力が鍛えられていきましたよ。
収録されている単語も日常生活の中でしょっちゅう登場するような基本的な物ばかりで、スペイン語学習ビギナーにぴったりです。
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これなら覚えられる!スペイン語単語帳 ([CD+テキスト]) [ 高垣敏博 ] 価格:1,650円 |
スペイン語の辞書のおすすめが知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

参考書を選ぶ時に気を付けたこと

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スペイン語の参考書を選ぶ時に個人的に気を付けた方がいいなということもここでまとめておきたいと思います。
メインで使う参考書は多くても2冊から3冊くらいに絞る
スペイン語の参考書を沢山まとめて買ったりしてしまうこともありますよね。
でもわたしの経験上参考書が沢山あると逆に勉強の効率が下がってしまいます。
色んな本に中途半端に手を出すことになるので、知識が深まっていかないんですよね。
なのでまずはこれとメインの参考書を決めて、それをやり込んでいく方がスペイン語が身についていきやすいですよ。
ネットで情報収集する
スペイン語の参考書ってたとえ大きな本屋さんでも数えるくらいしか置いていません。
英語の参考書と比べるとものすごい差があって驚きます。
なので実際に手に取って比べるというのが難しいんですよね。
これがスペイン語の参考書選びに手間取ってしまう一番の原因なのではないかと思います。
ただ自分の目で確かめられなくてもネットでその参考書の評判や使った人のレビューなどを見るとある程度どんな本なのかイメージがつきやすいですよね。
使わない参考書を無駄に買ってしまわないためにも、購入前に自分に合いそうかどうかネットでリサーチしておくのをおすすめしますよ。
もしよければこちらの記事もあわせて見てみてくださいね。



まとめ
わたしがスペイン語を学習したての時によく使っていたおすすめの参考書を紹介しました。
スペイン語って発音は英語より日本人向きでも動詞の活用が山ほどあったりと文法が複雑だったりして、自分で勉強していると壁にぶち当たったりもしますよね。
でも少しずつでもコツコツ勉強しているとなんだかんだ分かってくるので、だんだん楽しくなってきますよ。
参考書選びに迷ったらぜひこの記事で紹介した3冊をチェックしてみてくださいね。
コメント
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