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実はスペインにはスペインならではのちょっと変わったでも美味しいポテトチップスの味があり、現地で暮すわたしは秘かにはまっていたりします。
ポテチはちょっとかさばるものの軽いのでスペイン土産にもいいですし、旅行中のおやつや夜食としてみんなでガヤガヤ食べるのも楽しいですよね。
ここではそんなスペインで食べたいポテチの味を紹介していきたいと思います。
生ハム味
スペインのポテトチップスの味で定番中の定番というとこの生ハム味です。
生ハム味はサボール・ア・ハモン(Sabor a Jamon)というのですが、塩味がきいていて風味豊かな生ハムの味が結構しっかり再現されています。
コンソメ味のないスペインでわたしが一番ハマったポテチと自信をもって紹介できますよ。
RUFFLESというメーカーがこの味の火付け役で、分厚い波打ったポテトチップスを使っているのが特徴です。
メルカドーナやディアなどといった主要スーパーではすでにホワイトブランドの商品が登場していますが、どれもRUFFLESのように厚みのあるポテトになっていますよ。
写真はリディルというスーパーのホワイトブランドです。
目玉焼き味
最近登場して話題をさらっているのがこの目玉焼き味のポテトチップスです。
旦那に進められて食べてみた時本当に目玉焼きそのまんまの味がしてびっくりしました。
食べ始めた時の衝撃だけでなく、結構おいしいので定番化してきています。
サボール・ウエボス・フリートス(Sabor Huevos Fritos)というのですが、こちらは生ハム味とは逆に薄いポテチが使われていますよ。
メルカドーナのホワイトブランドが火付け役で、今では他のスーパーも自社商品で追随しています。
写真はディアというスーパーのポテトチップスにになりますよ。
スペインのポテチの立ち位置

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実はスペインでポテトチップスはパタタス・フリータス(Patatas Fritas)といい、ただのスナック菓子以上の食事のお供にもなる食べ物なんです。
お酒のおつまみとしてよく選ばれるだけでなく、食事の前菜の一品として出されることもあるんですよ。
それくらい伝統的にポテチはスペインの食生活に根差しています。
スペインの食卓の定番は“チュロ屋さんのポテトチップス”という薄めのポテトをカリカリに揚げ塩味をつけたものです。
スペインの街を歩いていると今でも自家製のこのタイプのポテトチップスを売っているお店を見かけることがありますよ。
スーパーでも袋詰めでこのタイプが売られているので、上で紹介した生ハム味や目玉焼き味と一緒にぜひ試してみてくださいね。
スペインでポテトチップスを買える場所

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スペインでポテトチップスを買うならやはりスーパーが品ぞろえも豊富で値段も安いです。
ホワイトブランドのものだと一袋€1前後で、メーカーものでも€1.50から€2.50くらいで購入することができますよ。
でも観光地でなかなかスーパーに巡り合わないこともあるかもしれません。
そんな場合はスペインの広場や歩道でよく見かけるキオスコ(KIOSCO)という小さな売店を覗いてみてくださいね。(日本の駅にあるキオスコとそっくりな外見です)
キオスコではホワイトブランドはないのでメーカーものを買うことになりますが、よほど観光地価格を設定しているところでない限り定価で購入することができますよ。
生ハム味は特に人気なのでキオスコでも取り扱っているところが多いと思います。
まとめ
スペインで食べられる楽しいポテチの味を紹介しましたが、書いていて自分が食べたくなってきてしまいました。
気軽に食べられるポテチは旅行中の長距離移動のお供にもなるので見つけた時に買っておいて損はないと思いますよ。
本当に美味しくて日本人の口にも会いやすいと思うので、スペイン旅行中に見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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