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スペインをお子さんと一緒に旅行しようと考えている人ももちろんいると思います。
でも子連れだとスペインのどの観光地に行こうか余計に迷ってしまいませんか?
大人も子供も両方楽しめて、なおかつ子連れでも行きやすいところがいいものの、ガイドブックを見ているだけでは子連れでも大丈夫かどうかかはなかなかわかりづらいですよね。
そこでここではわたしが実際子供を連れてスペイン内を旅行した経験もふまえつつ、子連れで行くのにおすすめのスペインの観光スポットを8つ紹介していきますよ。
子供と行くのにおすすめのスペインの世界遺産
スペインは正解で一番世界遺産が多い国ということで、スペインで世界遺産を見ずに帰るなんてもったいないです。
といってもスペインの世界遺産の建築物はかしこまった印象で、子供と行っても大丈夫なのかなと不安に思う人もいるかもしれません。
基本的にスペインの世界遺産は大聖堂でもなんでも子供ウェルカムな空気のところがほとんどです。
ここではその中でもとくにお子さんも喜んでくれそうなところをピックアップしていきますよ。
グラナダのアルハンブラ宮殿

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グラナダのアルハンブラ宮殿は大人も子供もスペインに来たならぜひ見ておいてほしいスポットです。
広い敷地全体に広がるイスラム建築の優美さは、まるでそこだけ時間が止まっているような不思議な感覚を覚えさせてくれます。
またメインであるナスル朝宮殿のアラベスク模様につつまれた壮大な空間美は、世代関係なくそこに足を踏み入れた人たちを虜にします。
わたしは上の娘が7か月くらいの時に行ったのですが、わたしたち以外にもベビーカーを押して散歩している人が結構いました。
建物だけでなく広い庭園や噴水も多く、小さい子と一緒でものんびり散歩を楽しむことができますよ。
ただナスル朝宮殿の中だけは建物の保存の関係でベビーカーを持って入れないので注意してください。
入場時間前にナスル朝宮殿のすぐ近くにある休憩施設でベビーカーを預かってもらうようにして、中では歩いてもらうか抱っこしてあげるようにしてくださいね。
またアルハンブラ宮殿は超人気スポットでチケットがほぼ毎日完売になっているので、遅くても旅行の1か月前にはねっとで予約しておくようにしてください。
チケット予約サイトはこちらになります。
コルドバのメスキータ

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コルドバのメスキータもお子さんと行くのにおすすめします。
メスキータはスペインがイスラム王朝に支配されていた時代にはその権力を象徴する巨大なモスクであって、カトリック王が政権を奪回した後は大聖堂につくりかえられたという世界で2つとない複雑な歴史を持つ建築物です。
あの建物内部に無数に並ぶ柱の森をさまようように歩いていたら急にカトリックの祭壇が現れるという不思議な光景は、お子さんも興味津々になるのではないでしょうか。
またコルドバはメスキータとその前にあるユダヤ人街というように見どころがコンパクトにまとまっています。
のんびり歩きながら観光できるので、小さいお子さんにも負担が少ないと思いますよ。
セゴビアの水道橋とアルカサル

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セゴビアはマドリードから電車やバスで日帰り観光ができる世界遺産の町です。
巨大なローマの水道橋、白雪姫のモデルになったメルヘンチックなお城であるアルカサル、美しいゴシック様式の大聖堂とこれだけの見どころがありながら、全部のんびり歩きながら見学していけるのもいいですね。
特にお城は女の子が喜ぶのではないでしょうか。
お城の全容を見るには町の外に出ないといけないのですが、そのルートの先にさらにテンプル騎士団の教会があったりと本当に退屈しませんよ。
バルセロナのグエル公園

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バルセロナに行ったら必ず見ておきたいガウディの建築物ですが、その中でも子連れで行って一番楽しいのはグエル公園でしょう。
ガウディの独創的な世界観が公園中に広がっていて、カラフルなタイル張りの変わった形のベンチやトカゲのようなドラゴンそれに洗濯女の回廊などは本当に見ものです。
公園内に建つ2軒のお菓子の家は本当に美味しそうでかわいくて、童話の中に迷い込んだような感じがしてワクワクします。
子供たちにとっては自分の中にある“公園”の概念が根底から変わっていくような、そんな体験が待っているのではないでしょうか。
グエル公園も事前に予約しておかないとなかなか入れないので、公式サイトからチケットを購入するようにしてくださいね。
スペインにある子供が喜ぶ観光スポット
世界遺産のスペインの歴史や文化を体感できるスポットもいいですが、お子さんと旅行するならお子さんが喜ぶ公園や動物園などのスポットも日程に入れておきたいですよね。
動物園やテーマパークなどは日本にもありますが、スペインで行くとやはり雰囲気が違っていてその場所ならではの楽しさがありますよ。
ここでは交通機関が発達していてバスやメトロでアクセスしやすいマドリード近郊のスポット中心に紹介していきます。
マドリードのレティ―ロ公園

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レティ―ロ公園はマドリードの中心部、プラド美術館のすぐ裏手にある公園で、マドリードの人たちの憩いの場所になっています。
広大な敷地の中には緑が溢れていて噴水や池それにモニュメントがある絶好のお散歩スポットですよ。
さらに所々に子供用の遊具が設置されたスペースもあるので親子みんなで楽しめます。
アルカラ門がすぐ近くにあるのでこちらもあわせて見学してみてくださいね。
マドリード動物園・水族館
マドリード動物園・水族館は200年以上の歴史を誇るマドリードのファミリーに超人気のスポットです。
動物園の一番の人気者はパンダで、広い園内には500種を超える動物たちが飼育されています。
地下鉄で簡単にアクセスできる気軽さもいいですね。
詳しい行き方についてはこちらの記事を参照してください。

マドリード近郊のワーナー・パーク
ワーナー・パークはスペインユニバーサルスタジオといった感じの、ワーナー映画を題材にした大型テーマパークです。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオ好きの方にはたまらないスポットなのではないでしょか。
スペインではテーマパーク人気が日本より高くないのもあって、混んでいるといっても乗り物に乗るのに1時間以上並ぶなんてこともありません。
身長120㎝以上から乗れるのりものが多いですよ。
また夏の間は大型スライダーのあるプールも開園するのでこちらもおすすめです。
詳しい行き方についてはこちらの記事を参照くださいね。

マラガのデ・ラ・マラゲータ・ビーチ

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最後にマラガのスポットも紹介しておきましょう。
マラガというとやはりデ・ラ・マラゲータ・ビーチです。
マラガは大都市の1つで人気のリゾート地であるものの、そのビーチは全く気取っていなくてファミリー層も沢山います。
その中でもデ・ラ・マラゲータ・ビーチはマラガの中で一番マラガらしいビーチでありながら、旧市街から歩いてでも行けるアクセスの良さが魅力です。
地中海は波がそんなに高くないのでお子さんと一緒に遊ぶのにぴったりですよ。
6月から日によっては10月頃まで泳げるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
子連れでのスペイン旅行に役立つ記事がまだまだあるので、ぜひ合わせて見てみてくださいね。



まとめ
スペインはどこに行っても子供の姿を見かける子連れで旅行しやすい国です。
人込みでも公共の交通機関のなかでも子連れに優しい人ばかりなので、安心して観光してくださいね。
美術館などどうしても小さいお子さんと行きにくい場所もあるものの、逆にお子さんと行きやすい場所も沢山あります。
家族でもスペイン旅行を思いっきり楽しんでくださいね。
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