スペインのスーパーで売られているお菓子にはスーパーのホワイトブランドやヨーロッパの他の国のメーカーのものも多いのですが、お土産にするならスペインメーカーのものを選びたいですよね。
スペインメーカーのお菓子ってあんまり日本では知られていないかもしれませんがもちろんちゃんと存在しています。
しかもおいしいものが大好きなスペインの人たちのためのお菓子は味もやっぱり申し分ないです。
そこでここではスペインのスーパーで気軽に買うことができるスペインメーカーの美味しいお菓子たちを紹介していきますよ。
バロール(Valor)のチョコレート
スペインの家庭で一番愛されているチョコレートといえばやはりバロールです。
多彩な板チョコはお求めやすい価格で、しかもシュガーフリーチョコのラインナップがものすごく充実していますよ。
大人も大満足の濃厚でしっかりした味わいで、ちょっと休憩したい時に紅茶等と一緒に食べるとものすごくまったりした幸せな時間を過ごせますよ。
またウエシートス(HUESITOS)というチョコバーは幅広い年代の子供たちに大人気です。
特別な日に食べたいちょっとリッチな箱入りチョコレートボンボンは普段お世話になっている方へのお土産にもぴったりですね。
グジョン(gullon)のクッキー
スペインでは大人でもおやつをしっかり食べる人が結構多く、その時にコーヒーやハーブティのお供になることが多いのがビスケットやクッキーです。
そのためスペインのおスパーに行くと本当に沢山の種類のビスケットやクッキーが並んでいるのですが、スペインのクッキーメーカーというやはりグジョンになります。
グジョンはガジェタ・マリアといわれる丸い形のシンプルなビスケットや子ども用のイラスト付きビスケットなどの定番の外に、ヘルシー志向のクッキーやシュガーフリークッキーをたくさんつくっています。
これはスペインではビスケットを朝食代わりにする人が多いのも関係しているのかなと勝手に思っていたりしますよ。
グジョンのクッキーについて詳しく紹介した記事があるので、こちらもぜひご覧くださいね。

ラカシートス(Lacasitos)のチョコレート
ラカシートスはスペインで子供たちに大人気のチョコレートで、M&M’Sによく似ています。
丸くて小さくてカラフルなチョコは見ているだけでも楽しくなっていますよ。
歩き回っていて小腹がすいたときにちょっと食べるのにも丁度いいです。
また袋入りの外に色鉛筆の形の筒に入っているものもあるのでお土産にするのもいいですね。

ドゥルセソル(Dulcesol)の菓子パン
ドゥルセソルはバレンシアに本社おおく菓子パンのメーカーです。
この名前は“甘い太陽”という意味で、強い日差しが降り注ぐスペインのイメージにぴったりですよね。
スペインで人気の菓子パンはドーナツやナポリターナと呼ばれるチョコレート入りのパンそれにマグダレーナと呼ばれるマドレーヌなどかなり豊富な種類があります。
ドゥルセソルはスペインの国内メーカーでありながらホワイトブランドとあんまり変わらないお得な値段も魅力ですよ。
4個から10個くらい入ったパック入りが主ではあるものの、スーパーによっては単品の量り売りがあるところもありますよ。
フィニ・ゴロシナス(FINI GOLOSINAS)のグミやマシュマロ

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スペインではチュチェと呼ばれる甘いグミやマシュマロがとても人気です。
小さい子達が大好きで誕生日パーティーには必ず置いてあるのはもちろんのこと、大人になっても変わらず好きで目の前にあるとついついつまんでしまって止まらなくなるという人もかなり多かったりします。
そしてそのチュチェの代表的なスペインメーカーというとフィニ・ゴロシナスです。
スーパーのチュチェ売り場に行くとパック入りのものが必ずあり、量り売りコーナーを見かけることも結構あります。
またショッピングセンターにあるお菓子売り場でも好きなものを選んで量り売りしてもらえるところが多いですよ。
パック入りのものはお子さんへのお土産にもおすすめです。
カロリーは気になってしまいますが甘くて幸せなひと時を楽しんでくださいね。
ノシジャ(NOCILLA)のチョコレートペースト
ヨーロッパでは朝食やおやつの時にトーストに塗って食べるチョコレートペーストが食卓の定番になっています。
いくつか種類があるのですがその中でノシジャというのがスペイン発祥のものになりますよ。
ガラスの器に入っているのですが、食べ終わるとそれをコップにして使えるのが特徴です。
たまに子供たちに人気のアニメのキャラとコラボすることもあるのですが、うちにはアルプスの少女ハイジバージョンの器が残っていますよ。(ハイジのアニメはスペインでも人気だったりします)
エリオス(HELIOS)のジャム
ジャムというとイギリスとかアメリカなイメージがあるかもしれませんが、スペインでもよく食べられます。
スペイン人はマーガリンやバターが嫌いでパンにはオリーブオイルをかけて食べます。
でもジャムを食べる時だけはマーガリンと合わせる人が多いんですよ。
そしてスペインのジャムというとエリオスの商品になります。
ちなみにスペインではジャムというと桃のジャムを思い浮かべる人が多く、次にいちごが一般的なんですよ。
こちらも自分で食べるのはもちろんお土産にするのもおすすめです。


まとめ
最後まで読んでいただいた方は大体予想がついているかと思いますが、スペインの人はかなりの甘党です。
うちの旦那に代表されるように男性も甘いものに目がない人が多く、おやつタイム用の甘いお菓子が家に欠かせなかったりもします。
チョコにしてもクッキーにしても庶民派メーカーでもとっても美味しいので、スペインに滞在するならお土産だけでなくぜひご自分でも試してみてくださいね。
ポルボロンなどスペインの伝統菓子は甘すぎて重く感じることもあるのですが、ここで紹介したメーカーのものはどれもついつい食べ過ぎてしまいそうになるほど食べやすいです。
美味しいお菓子はみんなに喜んでもらえるお土産ですよね。
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