スペインにも桜があるの!?2月下旬から3月上旬はアーモンドの花が全開に

海外生活で恋しくなる日本の風物詩の1つに桜がありますよね。

ところがスペインには桜にそっくりの花があり、桜より1か月ほど早い2月下旬から3月上旬に満開の見ごろを迎えます。

それはアーモンドの花なんですよ。

スペインには日本のようにお花見の習慣はないのですが、アーモンドの花が沢山咲いている公園を散歩するのはとても楽しいです。

ここではそんなスペインに沢山あるアーモンドの花を紹介しますよ。

スペインのアーモンドの花はぱっと見桜にしか見えない

写真を診てもらうとわかる通りスペインでよく見かけるアーモンドの花はぱっと見本当に桜にしか見えないですよね。

わたしがスペインでアーモンドの木を始めてみたのはもう15年近く前になります。

その昔卒業旅行でスペインに来た時にツアーバスから見えるアーモンドの木が桜みたいだと話題になっていたところ、ガイドさんがあれは桜じゃなくてアーモンドの木なんだよと教えてくれました。

その時の景色がずっと頭の隅に残っていたのですが、その後何かの縁でスペインに移住することになって最初に住んでいたアンダルシアの沿岸部ではアーモンドの木を見かけることはありませんでした。

でも一昨年アルカラ・デ・エナレスというマドリードの近郊都市に引っ越してきたところ、町のいたるところでアーモンドの木を見かけるので春先は桜の代わりに楽しませてもらっていますよ。

ここにあげている写真は自宅から少し離れたところにある公園で、アーモンドの木がたくさん並んでいるのでこの時期とってもきれいなんです。

満開になった頃を狙って子どもたちと散歩に行ってきたのですが、2人の子供も喜んではしゃいでくれていました。

アーモンドの木は花が落ちたら紫色の葉が出てくる

去年の春にこの町でアーモンドの木を見かけた時、もしかしてこれ桜かもとか思ったりもしたんですよね。

でも花が落ちてから紫色の葉っぱが出てきたのを見て、やっぱり桜じゃないことが分かりました。

この写真をよく見ると紫色の葉っぱがちらほら見えますよね。

でも葉っぱを見てからじゃないとわからないくらい、本当に木の感じも花もソメイヨシノにそっくりだったりしますよ。

スペインとアーモンド

わたしが住んでいる町にアーモンドの木が沢山あるだけでなく、スペインの山間にはアーモンドの木がずらりと並んでいる場所が結構あります。

実はスペインはアメリカに次いで2番目のアーモンド生産国なんですよね。

スペインではナッツ類がよく食べられるのですが、やはりアーモンドの人気が高いです。

生のアーモンドを買ってきて自宅でつくるのアーモンドフライはクリスマスの時期の定番おつまみでもあるんですよ。

スペイン料理にもアーモンドを使ったものが

アーモンドソースはスペインで定番のソースの一つです。

揚げたアーモンドとパンそれにニンニクなどをミキサーで全部混ぜ合わせて作るのですが、それをかけたミートボールやお肉は絶品だったりします。

残念ながらわたしはあまりに手間がかかるため作ったことはないのですが、義母の得意料理の1つだったりします。

まとめ

今年もアーモンドの花が満開になり、お花見気分をたっぷり味わうことができました。

2月下旬から3月上旬にスペインに来られる方は、運が良ければこのアーモンドの木を目にする機会があるかもしれませんね。

スペインというと初夏のひまわり畑が有名ですが、アーモンドの花もそれに負けないくらい奇麗だったりしますよ。

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