スペインの朝食の定番の1つはなんといってもチュロスです。
スペインの家庭ではチュロスとチョコレートをテイクアウトしてきて家族でのんびり食べるのが週末の朝の定番の過ごし方なんですよ。
朝にスペインの街を歩いているとカフェのテラスなどで絶対チュロスを見かけるので、食べたくなってしまいますよね。
ここではスペイン旅行中にぜひチュロスを食べてみたいと考えている方のために、マドリードにある2種類のチュロスや食べ方等を紹介していきますよ。
マドリードにある2種類のチュロスを紹介
今朝我が家でもチュロスをテイクアウトしてきたので、写真とともにそのおいしさをお伝えしたいなと思います。
アンダルシア地方からマドリード県内に引っ越ししてきて初めて分かったのですが、同じスペインでも地方によってチュロスのスタイルが違っているんですよね。
ここではマドリードにある2種類のチュロスをそれぞれ詳しく紹介していきますよ。
チュロス(Churros)
マドリードでチュロス(Churros)と呼ばれるのはこの写真のような細くてリング状になっているタイプのものです。
生地をこの形に油の中にながして揚げてあるのですが、サックサックで軽いのでパクパク食べれてしまいます。
うちの近所のチュレリアでは5個で1人前になっていますよ。
ポラス(Porras)
こちらの太くて長いタイプのチュロスはマドリードではポラス(Porras)と呼ばれています。
アンダルシア地方でチュロスというとこのポラスのことだったので、マドリード県に来てから最初にチュレリアに行った時驚きました。
チュロスよりもずっしりとした食べ応えなのですが、外側がカリカリででも中がフワフワでとっても美味しいです。
うちの近くのお店ではポラスは3本で一人前とのことでした。
わたしはアンダルシアで暮している時期に慣れていたのもあってポラスの方が好きだったりします。
どこのお店にも2種類あるわけではないので注意
うちの近くにあるお店はチュロスとポラスの2種類があり、同じスタイルのお店を他で見かけることもあるのですが、全てのお店にこの2種類が置かれているわけではないので注意してくださいね。
マドリードでもチュロスだけのお店もありますし、例えばアンダルシアだとチュロスという名前でポラスだけ出しているお店が圧倒的に多いです。
メニューやカウンターの奥の壁に張り出してあるメニューにチュロスとだけ書かれている場合は1種類しかないものと思われるので、頼んでみてどちらが出てくるか楽しみに待ってみてください。
チュロスの食べ方
日本で売られているチュロってそれ自体が甘いですよね。
でもスペインではチュロスにしてもポラスにしても、それ自体は甘くありません。
各お店によって若干違いはあるものの、本当にほんのりと塩味がすることが多いです。
小さい子供はチュロスをそのまま食べたりもするのですが、大人はチュロスをお好みの何かをつけて食べるのがスペイン式なんですよ。
ここではチュロスの食べ方を詳しく説明しますね。
ホットチョコレートにつけるのが定番
チュロスを出すお店のメニューや立て看板を見ると、“チュロスとチョコレート(Churros y Chocolate)”と書かれていることがとても多いです。
それくらいチュロスとホットチョコレートは切っても切れない関係なんですよね。
カフェなどを見てみてをチュロスにチョコレートをつけて食べている人が本当に多いです。
またテイクアウトをする時もチョコレートも一緒に買って持って帰るのが定番になっていますよ。
スペインでチュロスを食べるならぜひまずはチョコレートと一緒に楽しんでくださいね。
チョコレートはもし余ったらもちろん飲むこともできますよ。
カフェオレにつけたり砂糖をまぶして食べることも
甘いものを控えていたり、朝から揚げ物のチュロスとチョコレートは重いと感じたりする人もいると思います。
その場合はチョコレートではなくカフェオレ(Cafe con leche)に浸して食べてみてください。
チョコレートにつけた時と比べるとサクサク感は若干減ってしまうのですが、あっさりしていてとても食べやすくなりますよ。
またお子さんの場合は砂糖をまぶして食べることもあります。
チョコレートに浸した時と他の方法を食べ比べてみるのも楽しいですね。
チュロスを出すお店はどんなところ?
マドリードのセントロを歩くといろんなお店のテラス席でチュロスを見かけるので探す手間は省けると思うのですが、もしホテルの周りで見かけない場合マップなどで探さないといけなくなりますよね。
なのでここではチュロスを出す専門店の名前などを紹介しておきますよ。
チュレリア(Churreria)又はチョコラテリア(Chocolateria)と呼ばれる専門店
チュロスを出す専門店はチュレリア(Churreria)又はチョコラテリア(Chocolateria)になります。
一見カフェのような外見ですが、よく見ると看板にはこう書かれているので街でチェックしてくださいね。
チュレリアやチョコラテリアが出すチュロスはまずお店で生地から手作りされているのでやはり美味しいです。
カフェスペースがある場所が多いのですが、たまにテイクアウトだけのスタンドもあります。
カフェスペースアリの場合もテイクアウトできることがほとんどなので、公園等でのんびり食べるのもいいですよ。
値段は場所により蹴りなのですが、今朝わたしがチュロス2人前とポラス2人前それにチョコレートを1つテイクアウトした時は6€ちょっとだったので安いですよね。
カフェ(Cafeteria)でもチュロスを提供しているところがある
チュレリアやチョコラテリアが周りにない場合も諦めるのはまだ早いです。
普通のカフェでも朝の時間帯とおやつの時間帯はチュロスを出しているところがあります。
立て看板にチュロスと書いてあるとわかりやすいのですがそうでないことも多いので、お店に入る前にウェイターさんに聞いてみるといいかもしれません。
またホテルの人にチュロスが食べられるカフェがないかきいてみると、たいていの場合教えてくれると思いますよ。


まとめ
チュロスは地元の人があまり食べ亡くなった伝統お菓子ではなく、スペイン人みんなに現在進行形でこよなく愛される食べ物です。
ここでは朝食として紹介していますが、スペインで夕方6時ぐらいに訪れるおやつタイムにも人気だたりしますよ。
ホテルの宿泊プランが朝食付きの場合は夕方食べるのもいいですね。
スペイン旅行するならサクサクのチュロスを味わってみないのは損ですよ。
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