スペインの離婚率は恐ろしく高い!10組に6組が離婚する現実と現地で感じる結婚観

pinterastudio / Pixabay

日本で離婚が増えてきている、その中で特に国際結婚は離婚率が高い、というのを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

わたしはスペイン人の旦那と国際結婚をしてもうすぐ9年目になろうとしていますが、これまで1回も離婚を考えたことがないのかというとやっぱりそんなことはなく、旦那の家族との関係に悩んだり旦那と思いっきり喧嘩したりした時に“離婚”がちらりと頭によぎったことがあります。

それでこの前何となくスペインの離婚率を調べてみたのですが、なんと2017年の統計で100人に57組が離婚しているとあってかなりの衝撃を受けました。

これからスペイン人の恋人と結婚するかどうか迷っているという方もいらっしゃると思うので、ここではスペインの離婚事情や現地で感じる結婚観等を紹介したいと思います。

スペインの離婚率はなんと約60%

stevepb / Pixabay

スペインは100組に57組が離婚しているので離婚率は約60%です。

日本は離婚が増えてきているとは言われているもののそれでも離婚率は35%くらいなので、どれだけスペインで離婚(法的な別居も含む)が多いか想像していただけるのではないでしょうか。

スペインの離婚率はヨーロッパの中でも高め

統計によるとスペインは他のヨーロッパの国と比べても離婚率が高めで、ヨーロッパで9番目に離婚が多いです。

先進国の方が離婚が多いイメージがあるかもしれませんが、ドイツもイギリスも1,000人ごとの離婚件数はスペインより低く40%弱の離婚率になっています。

またスペインと同じラテン系の国を見てみると、フランスの離婚率は44%、イタリアの離婚率は約50%とスペインよりは低いですよね。

北欧の国はスペインより離婚率が高めのところもあるのですが、西ヨーロッパのくくりで見るとスペインの離婚率は突出していますよ。

それでもスペインの離婚件数は減少傾向にある

離婚率が非常に高いスペインですが、それでも2014年以降は離婚件数が減少傾向にあります。

増え続けているわけではないところに少し安心感がありますね。

結婚15年くらいの離婚が多い

スペインで離婚したカップルに結婚後何年目で離婚したかを聞くと、平均で大体結婚15年前後になるようです。

結婚10年以上や20年以上経ってからの離婚が多めで、半数くらいが未成年の子供がいての離婚になっています。

離婚率が高いと見て結婚してすぐに離婚する人が多いのかなと勝手に思ったのですが、長く一緒に生活したその結果離婚を選ぶ人が多いようですね。

離婚が一番多い年齢は40代

離婚する年数とリンクするのですが、離婚する年齢を見ると40歳から49歳の間が一番多いようです。

40代だと子供は未成年とはいえ10歳以上になっていることも多い年代なので、まだ子供が生まれたばっかりだったり幼児だったりする30代よりは確かに離婚しやすくなるのかもしれませんね。

離婚が一番多い地域はバレンシア州

スペインの中でも州によって離婚率が変わってくるのですが、その中で一番離婚率が高いのがバレンシア州です。

そのたバルセロナ州やバレアレス諸島それにカナリア諸島やアンダルシア州も離婚率が高めですよ。

なぜこれらの地域でより離婚率が高いのかはよくわからないのですが、内陸部より沿岸部の方が離婚率が高くなる傾向があるようですね。

スペイン人が離婚する理由や原因は?

Tumisu / Pixabay

ここまで離婚率が高いとスペインの人がどんな理由で離婚を決断しているのかも気になりますよね。

理由や原因を探してみたのですが、

・浮気

・コミュニケーション不足

・嫉妬

・カップルのどちらかの人格障害

・家族(それぞれの実家)の干渉

・カップルのどちらかの何らかの中毒

などが多いようですね。

離婚に至る理由は日本でもよく聞く内容でもありますね。

個人的にはこの中で“家族(それぞれの実家)の干渉”というのに強く頷いてしまいます。

スペインのお姑さんたちはめちゃくちゃパワフルで過干渉なタイプの人が多かったりします。

わたしは自分が日本人だからこんなに義母と合わないのかと思っていたのですが、スペイン人同士でも悩んでいる人は多いのかもしれませんね。

現地で暮していて感じるスペイン人の離婚と結婚観

ここからはわたしがスペインで暮している中で感じるスペインの離婚事情やスペイン人の結婚観を紹介していきたいと思います。

わたしの周りには離婚した人はそんなにいない

最初のところでも書いたのですが、わたしは何となくスペインの離婚率を調べてみてかなり驚きました。

確かに旦那の職場の人や親戚、それに子供のクラスメイトの保護者などでちらほら離婚の話は聞くものの、日本に比べて圧倒的に数が多いという感じでもないんですよね。

まだ自分も周りもスペインで離婚が多い結婚歴15年以上に達していない人が多いので、これから(自分も含めて)離婚を見聞きすることがより増えていくのかもしれないですね。

でも本当にこのスペインの離婚率はパッと見た時信じられなかったくらい衝撃でした。

スペインはそもそも結婚の件数も少ない

離婚率についてこれまで書いてきましたが、スペイン人の結婚観についても触れておきたいと思います。

実はスペインは結婚の件数が少ないです。

正式に結婚せずに事実婚で一緒に暮らしたり、子供を持ったりするカップルがかなり多いんですね。

これはママ友と話していても夫婦だと思っていた人が実は事実婚だったということがよくあります。

また結婚以外にパレハ・デ・エチョという正式に事実婚として届け出を出す制度もあり、例えば国際カップルがこれをするとスペイン人の外国人パートナーにスペインの在留許可が発行されます。

結婚している夫婦と事実婚カップルの間にほとんど差がなく、ほぼ同等に扱われているんですね。

結婚しても夫婦別姓で苗字が変わらないのでそれこそ結婚してるか事実婚なのかの区別がつかないのもあり、結婚という形式にこだわらない人が増えてきているのもなんどなくわかります。

そして男性も女性も結婚したりパートナーがいたりしても、自分の実家とのつながりがものすごく強いです。

といっても週末は子供を連れて家族みんなで出かける家庭が多く、さらに男性も(家事はともかく)子育てに積極的に参加して家族を大事にしている人が多いです。

これでなんであんなに高い離婚率が出るのかやっぱりちょっと謎ですね・・・。

まとめ

あまりに高いスペインの離婚率に驚いて思わずブログに書いてしまったのですが、離婚率がほぼ6割ってわたしじゃなくても驚きますよね。

もしいまスペイン人の恋人と結婚を考えている人がこれを見るとショックを受けるかもしれません。

わたしの周りではあまり離婚を聞かないので心配しないでと言いたいのですが、でも統計として出ているのでわたし自身も不安になって来たりします。

結婚を決める前に“離婚”についてどういう価値観なのか、さりげなく聞いておいた方がいいかもしれません。

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました