Khadi(カーディ)のヘナで白髪染めに挑戦!日本・欧州在住の方におすすめ

ここはスペインの観光地や生活について紹介しているブログなのですが、今回はちょっと脱線したいと思います。

去年くらいから徐々に白髪が出てきて気になってはいたもののまだあんまり目立たないしと放っておいたのですが、最近髪をくくってもチラホラ見えるようになってきたので真剣に白髪染めを考え出しました。

そこで試してみたのがドイツメーカーのKhadi(カーディ)のヘナ。

自分で家で染めたのですが、かなり満足度の高い仕上がりになったので詳しく紹介したいと思います。

スペインや他の欧州の国在住で白髪染めをどうしようか悩んでいる方必見ですよ。

Khadi(カーディ)のヘナとは

こちらがKhadi(カーディ)のヘナのパッケージと中身です。

真ん中のアルミのパックにヘナ100gが入っている他、手袋と透明のビニールキャップもついています

髪に塗る時にはヘナのパウダーをお湯で溶かします。

ロングヘアだと100g全部必要ですが、ショートやミディアムの方は半分だけで大丈夫です。残りは保管しておいて次のタイミングに使うこともできるようですよ。

お湯の分量はヘナの分量の3倍、つまりヘナ100gだと300㎖が目安です。

こちらはKhadi(カーディ)のノンシリコンシャンプーとヘアオイルです。

後で詳しく説明しますがこのシャンプーとオイルも髪を染める過程で使っていきます。

Khadi(カーディ)のヘナを選んだ理由

白髪染めしたいなと思ったのと同時にスペインで市販されているヘアカラーについて調べ始めました。

新型コロナの外出禁止と重なってしまったこととできるだけ安く染めたかったのでセルフカラーしようと決めていたのですが、髪や地肌に優しいことと自分でも染めやすいのが条件だったんですよね。

それでたどり着いたのがヘナだったのですが、スペインで購入できるものの中で一番ネット上の評価が高かったのがKhadi(カーディ)でした。

・100%自然染料を使用(インド産)

・ピュアなヘナに加えてブラウンやブラックなどカラーが豊富でしかも植物性100%

・ヘナだと黒髪の部分は色が変わらないのでムラになりにくそう

・ヘナは地肌や髪を傷めないだけでなくヘアパック効果もある

わたしの髪型は黒髪のロングです。

最初市販のアンモニア不使用のヘアマニキュアで染めようかとも思ったのですが、高校時代市販のカラーで自分でおしゃれ染めをしてムラだらけの恐ろしくひどい状態になったのを思い出して断念しました。

ただヘナだと黒髪の部分はあまり色が変わらなさそうではあるものの、白髪の部分がオレンジ色になってしまうのが不安だったんです。

でもKhadi(カーディ)のヘナはピュアヘナに加えて植物性の染料をミックスしたブラウンや黒の色味もあったので、思い切って挑戦してみることにしましたよ。

Khadi(カーディ)のヘナの使い方

Khadi(カーディ)のヘナの使い方を紹介しておきます。

使う前に日本のサイトでヘナの使い方を調べたりもしたのですが、Khadi(カーディ)のヘナの使い方説明書を読むとちょっと違うところもあったので注意してくださいね。

①ノンシリコンのシャンプーで髪をしっかり洗う

②ヘナを説明書通りの温度のお湯と混ぜてペースト状に

③ハケで濡れた状態の髪全体に塗っていく

④ビニールのキャップ(付属)とタオルを頭に巻いて所定の時間おく

⑤シャンプーを使わずにお湯だけで洗い流す

⑥24時間以上経ったらオイルを髪全体になじませて30分以上置いてからシャンプーする

日本のサイトではヘナを塗る前に地肌や髪にオイルを塗るといいと書いてあったりもしたのですが、Khadi(カーディ)のヘナの場合は使う直前は絶対にオイルを塗ったりコンディショナーを使ったりはしないようにとのことでした。

またヘナのカラーによってヘナのパウダーを溶くお湯の温度まで指定されていましたよ。

白髪が目立つ場合は2ステップで染める

先ほどKhadi(カーディ)のヘナはヘナ100%の他にヘナに他の植物染料を混ぜたブラウンやブラックなどのカラーもあると書きました。

ただ白髪が多い場合ブラウンやブラックのカラーを直接塗ってしまうと白髪の部分が青緑色に染まってしまうので、必ずピュアヘナで染めた後にもう一度別のカラーで染めるようにと注意書きがしてありました。

これを知らずにブラックだけ先に買ってしまったわたしは少しショックで・・・。

サイト等で調べると白髪が全体の75%以上ある場合に2ステップで染める必要があるとありました。

わたしの場合まだ全体の10%白髪があるかないかなのですが、変な色になったら嫌だったので念のため2段階で染めることにしましたよ

染める前はノーシリコンのシャンプーでしっかり髪を洗い染めた後の最初のシャンプーの前にはオイルを使う

またヘナで染める直前にノーシリコンのシャンプーで髪をしっかり洗うようにともありました。

さらに染めた後24時間はシャンプーしないようにとのことでしたが、染めた後最初にシャンプーをする前にオイルを髪全体になじませて30分から1晩おくようにとも書かれていました。

ノーシリコンのシャンプーで髪についた不純物をしっかり落とすとヘナの色がより髪に入りやすくなるようですね。

オイルはこれをシャンプー前に塗ることで退色が起こりにくくなるとのことです。

正直これは一瞬Khadi(カーディ)のシャンプーとオイルを売りたいだけなんじゃないのとも思ったのですが、失敗したくないわたしはこれも一応買っておきました。

シャンプーやオイルは何度も使いまわせますしね・・・。

カラーによってヘナを溶かすお湯の温度を調整

Khadi(カーディ)のヘナはカラーによってヘナのパウダーを溶くお湯の温度が指定されています

ピュアヘナは90度、ブラックは50度になっていました。

この温度より低いと染まりが悪くなるらしいですが、より問題なのはこの温度より高いお湯を使うことで、色味がおかしくなってしまう可能性があるのでこの温度以上にはならないようにと注意書きがされていました。

家に温度計がなかったのでピュアヘナもブラックも所定の温度より低めのお湯を使ったのですが、一応ちゃんと染まりましたよ。

またヘナをお湯で溶くときに塩を一つまみ混ぜると色の定着がよくなるとあったので、一緒に混ぜてみました。

ヘナを塗った後はヘアキャップとタオルなどで温かい温度をキープして

ヘナのペーストを塗った後は付属のビニールキャップをかぶり、さらにその上からタオルや汚れてもいいニットキャップをかぶせます

Khadi(カーディ)のピュアヘナは1時間から2時間、ブラックの方は30分から2時間くらい時間を置かないといけないので、その間ヘナペーストが乾いたり冷たくなったりしないためのようです。

ヘナが乾いてしまうと洗い流す時により大変になるので気を付けてくださいね。

実際に染めてみた感想

最後に自分で実際に染めてみた感想を書きたいと思います。

これからやってみようかなという方は参考にしてみてくださいね。

自分でヘナを塗ってみると

自分でヘナを塗ってみたのですが、髪が長くて多めなのもあって最初上手く塗れなくて少し焦ってしまいました。

でも白髪が目立つところを中心に髪にたっぷり乗せるように塗っていくようにしたら何とか様になりました。

毛先の方は塗っているうちに乾いてきたのもあって均一に塗るのが大変というか、できませんでした。

ピュアヘナだと黒髪の色はほとんど変わらないからまあいいかと開き直ってみたのですが、2時間置いて洗い流すと白髪の部分はオレンジ色になって他は色がほとんど変わってなくてものすごくナチュラルだったのでいい意味で驚いてしまいましたよ。

正直このピュアヘナだけでもよかったかなと思ったのですが、せっかくブラックも買ったので使ってみることにしました

ピュアヘナは若草色だったのですが、ブラックの方は深緑色のパウダーです。

ピュアヘナが塗りにくかったので若干お湯を多めにしてみたところ、より滑らかなペーストになて塗りやすかったです。

でもやっぱり毛先の方は塗りにくくて手間取ったのですが、ハケで塗った後手でなじませたら何とかちゃんと塗れたので安心しましたよ。

仕上がりは髪の毛つやつや

さてブラックの方も洗い流してみたのですが、塗り方が雑だったにもかかわらずものすごく均一に真っ黒に染まっていました。

ピュアヘナでオレンジに染まった白髪も完全に黒くなっています。

正直一瞬黒すぎてダークブラウンでもよかったかなと思ったのですが、1日後にシャンプーをするとナチュラルな黒になって大満足です。

髪も傷むどころかツヤツヤでヘナの凄さを実感してしまいました。

気になったのは時間がかかることと特にブラックの方が洗い流した後も髪にヨモギみたいなにおいが残ったことです。

ちなみにKhadi(カーディ)のヘアオイルもすごい匂いだったのですが、両方ともシャンプーすると取れたのでまあいいかなと思います。

自分でやってもきれいに染めれたことと髪に負担がなさそうだったので、これからも定期的に続けていくことにしました。

ただ2ステップですると5時間くらいかかったので、これからはピュアヘナだけで染めて年に1回か2回ブラックをのせようと思ています。

追記:最初の投稿から8か月経って

最初にヘナ染めに挑戦してから8カ月ほど経ちました。

この間4回ほど染め直しているのですが、ブラックは使わずにピュアヘナだけで染めています。

シャンプーとオイルはまだたっぷりあるので、初回以降購入しているのはヘナだけです。とっても経済的で助かっていたりします。

じつは初めてヘナで染めた時は1か月経つか経たないかで色が抜けてしまったんです。

それでまたヘナを使うか他のカラーを試すかで迷ったのですが、Khadi(カーディ)シャンプーとオイルを買ってしまったし、雑に塗っても色むらができなかったし、ということでまたヘナで染めることに。

2回目の時は塗りやすくなるようにヘナの3倍ではなく4倍の量のお湯を使いました。(お湯が多くなりすぎるとヘナを塗った後垂れてくるので注意してください:経験談)

慣れもあったのか前回よりさらにきれいに染まりました。

そして2回目以降はヘナで染まったカラーは殆ど抜けません。ただ生え際の白髪が気になってくるので、1か月半か2か月に1度は染め直さないといけませんが。

調べてみると1回目のヘナで早く色が抜けてしまうのは結構あることのようですね。

もっと白髪が増えたらブラックやインディゴも必要になるなとは思いつつ、今のところはピュアヘナだけで上手く白髪がカモフラージュできています。

何より驚くほど髪が痛まないというか、染めた後髪がツルツルになるので、今後もずっとKhadi(カーディ)のヘナにお世話になり続けると思います。

まとめ

初めての白髪染めでちゃんと染まるか、髪がいたまないか心配だったのですが、Khadi(カーディ)のヘナを使ったおかげで自分でもなんとかきれいに染めることができました。

1回目でずっと使いたいと思えるものに出会えたのはラッキーだったと思います。

もし欧州在住で白髪染めで悩んでいる方は、本当にぜひ使ってみてくださいね。

日本でも美容院などでは取り扱いがあるようなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

 

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