スペイン語の会話がスムーズになる便利なフレーズや相槌を紹介!ネイティブみたいに話そう

スペイン語をテキストなどの教材で勉強して文法や単語などはかなり理解していても、いざ会話になるとなかなか上手くいかないということはないでしょうか。

わたし自身スペインに来る前にある程度スペイン語を勉強していたはずなのに、こっちについた当初はまったくスペイン語が口から出てきませんでした。

会話力をつけるのって実際に会話をする経験を積のはもちろん、ネイティブの人同士の会話の特徴やこういう時はこう返すみたいな定番フレーズを知っておくのも大切です。

そこでここではスペイン生活9年目にしてやっとスムーズに会話の輪に入れるようになってきた(上達が遅くてすみません)わたしが、スペイン語の会話でネイティブのひとがよく使う便利なフレーズを紹介していきますよ。

スペイン語会話で使える便利なフレーズ

まずはスペイン人が会話の中でよく使う便利なフレーズを紹介します。

どれも簡単なうえにあらゆるシチュエーションで使える表現なので、覚えておくと会話の中でリアクションがとりやすくなりますよ。

Pase lo que pase. (パセ・ロ・ケ・パセ:なるようになるよ)

Pase lo que pase.(パセ・ロ・ケ・パセ)は日本語で“なるようになるよ”というニュアンスになる表現です。

“これからどうなるかわからずに不安”と言っている人を“悩んでも仕方ないよ。なるようになるよ”と慰める時に使える他、トラブルに見舞われた人が“なるようになれ。もうしらない”というような投げやりな感情を吐き出す時にも使われますよ。

No me lo puedo creer! (ノ・メ・ロ・プエド・クレエール:信じられない!)

No me lo puedo creer!(ノ・メ・ロ・プエド・クレエール)“信じられない!”や“考えられない!”というニュアンスで、驚きを表す時に使われる表現です。

直訳すると“わたしはそうは思いません”という意味にとれなくはないのですが、あることに対して自分がこれは違うと思うといいたい時は“No lo creo.”になります。

No me lo puedo creer!はスペインの人たちが何かに驚いたときに自然に出てくる慣用句的な表現ですよ。

No me lo digas!(ノ・メ・ロ・ディガス:うそでしょ!?)

No me lo digas!(ノ・メ・ロ・ディガス)もNo me lo puedo creer!と同じように、驚いたときに“うそでしょ!?”といった意味合いで使われます。

直訳すると“それをわたしに言わないで”という意味になるのですが、この意味そのままで使われることはまずありません。

こちらも驚いたときの慣用句のようになっていますよ。

No te preocupes, todo irá bien. (ノ・テ・プレオクペス,トド・イラ・ビエン:心配しないで、全部うまくいくよ)

No te preocupes, todo irá bien.(ノ・テ・プレオクペス,トド・イラ・ビエン)“心配しないで、全部うまくいくよ”と言う意味で、落ち込んでいる人を慰める時に使います。

たとえば“おじいちゃんが入院することになった”や“仕事で失敗したかもしれない”みたいな話を聞いた時に使いますよ。

わたしの場合誰かの悩みを聞いた時は特にとっさに何といっていいのかわからなくなるので、この表現にいつも助けられています。

Me parece bien. (メ・パレセ・ビエン:いいと思うよ)

Me parece bien.(メ・パレセ・ビエン)“いいと思うよ”というように同意を示す時に使います。

“今度学校でこんな行事しようと思うんだけどどう?”といったアイデアに対してはもちろん、“週末映画に行こうよ”みたいなお誘いに“いいよ”と答える時にも使えますよ。

Pues…nada! (プエス・・・ナダ!:話すことが無くなった会話の終わりに言う決まり文句)

Pues…nada!(プエス・・・ナダ!)はたまたまあった知り合いと立ち話になった時等、散々色々話してもう話すことが無くなった時に“これでおしまい”と言ったニュアンスで使われます。

この表現が出たらそろそろ会話を切り上げましょうかという合図なので、あいさつをして別れる流れになりますよ。

スペイン語会話で使える相槌

会話の流れをスムーズにするには相槌も大切ですよね。

ここではスペイン人が実際によく使う相槌をまとめます。

Vaya Vaya… (バジャバジャ:あぁあ・・・)

Vaya Vaya…(バジャバジャ)はあまりよくない知らせや話を聞いた時に使うことが多い相槌で、日本語で言うと“あぁあ・・・”というようなニュアンスになります。

“Vaya!”と1回だけで使われることもありますが、この場合“!”が付いていることからも想像していただけるように驚きの度合いが大き目になりますよ。

En Serio? (エン・セリオ?:本当に?)

En Serio?(エン・セリオ?)は直訳すると“真剣に?”になりますが、会話の中だと“本当に?”というニュアンスで使われます。

上で紹介した“Vaya Vaya…”や“Vaya!”に続けて使われることも多いです。

同じような表現にこちらもよく使われる“De Verdad?(デ・ベルダッ?)”もありますよ。

Claro. (クラロ:そうだよね)

Claro.(クラロ)“そうだよね”という同意を表す意味になります。

Claro.から続けてなぜ同意するのか自分の意見を言うこともありますが、相手の話の途中に話の腰を折らないように手短に同意する時にClaro.とだけさらっと言い添えることもありますよ。

¡Madre mía! (マドレ・ミア:うそでしょ!?信じられない!まさか!)

¡Madre mía!(マドレ・ミア)は直訳すると“ああ、わたしのお母さん”みたいな意味合いになるのですが、意味は関係なくただただ驚いたときに“うそでしょ!?”みたいに使われる定番の慣用句です。

英語で言いうところの“Oh my god!”と同じような表現になりますね。

この表現はスペイン人の会話の中で本当によく登場しますよ。

また驚くというと悪い知らせを想像してしまいがちですが、悪い知らせだけではなくいい知らせで驚いた時にも使います

Dios… (ディオス:うそ…、まさか…)

Dios…(ディオス)は¡Madre mía!(マドレ・ミア)より抑えたトーンで驚きを表したい時に使います。

直訳すると“神よ・・・”みたいになりますが、キリスト教徒ではないわたしたちが使っても全然大丈夫ですよ。

“Dios!”と強めにいうこともあるのですが、いずれにしてもいい意味合いの時にはあまり使われません

驚いたときに加えて驚愕した時やドン引きした時にも“Dios”が使われることが多いですよ。

 

スペイン語に興味がある方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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まとめ

スペイン語会話で使える便利なフレーズや相槌を紹介しました。

ここにあげた表現をスペイン語での会話の中に取り入れると、会話の流れがぐんと自然になりますよ。

スペイン語を勉強中の方やスペインで生活されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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