
Alexas_Fotos / Pixabay
スペイン語には「ごめんなさい」にあたる表現が2種類あるのをご存知でしょうか。
しかもそれぞれ使い方がある程度決まっていて、使うシーンを間違えると結構な違和感があったりするんですよね。
ここではスペイン在住9年目のわたしがスペイン語の2種類のごめんなさいと、それぞれどういったシチュエーションで使うのかについて紹介していきます。
スペイン語にある2種類の「ごめんなさい」

geralt / Pixabay
もずはスペイン語の2種類のごめんなさいを見ておきましょう。
・Perdona. (ぺルドナ)
・Lo siento. (ロ・シエント)
まず「Perdona」なのですが、これは“許す”と言う意味の“Perdonar”という動詞の命令形です。直訳すると「許してね」というような意味になりますね。
対して「Lo siento」のsientoは“感じる、残念に思う”と言う意味になる“sentir”の“私”を主語にした時の現在形の活用で。直訳すると「わたしはそれを残念に思います」といったい意味合いがあります。
スペイン語の2種類の「ごめんなさい」の使い分け方

freestocks-photos / Pixabay
スペイン語の2種類のごめんなさいが分かったところで、次はそれぞれの使い方を紹介していきましょう。最初のところでも触れましたが、使うシーンを間違うと会話の中で違和感が出てくるので使い分けできるのに越したことはありませんよ。
Perdona(ぺルドナ)の使い方
まずは「Perdona.」の使い方から見ていきましょう。
「Perdona.」はスペイン語でごめんなさいという意味合いで使われますが、英語で言うと“I’m Sorry”と“Excuse me.”の中間くらいの感じになります。
謝ってはいるもののちょっと軽いんですよね。
「Perdona.」を使うのは具体的に言うとこんな場合です。
・道や電車の中などで軽く肩がぶつかった
・待ち合わせの時間にちょっと遅れた(15分前後)
・ちょっとした頼まれごとを忘れていた
日本で言うと“ごめ~ん”みたいな感じなのですが、仲のいい人だけでなく見知らぬ人や年上の人など誰に使っても大丈夫です。
Lo siento(ロ・シエント)の使い方
次に「Lo siento.」の使い方ですが、これは英語の“I’m Sorry”とほぼ同じように使われます。
深く反省して真剣に謝る時の「ごめんなさい」はもちろん、“お悔やみ申し上げます”という意味合いもありますよ。
具体的にどういう時に使うのかの例はこちらです。
・人が大切にしているものを壊した
・自転車で走っていて人にぶつかった
・自分の犬が誰かを噛みそうになった
相手を本気で不快な気分にさせたりわざとじゃなくても危害を加えそうになった時は、「Perdona.」ではなく「Lo siento.」を使ってください。
また
・友達や知り合いの大切な人が亡くなった
・誰かが病気で倒れた
という話を聞いた時の慣用句も「Lo siento.」です。
スペイン人はLo sientoを使わない?

ITECHirfan / Pixabay
スペイン人は謝らないと言われることがありますよね。この謝らないというのは「Lo siento.」を使わないという意味です。
確かにスペイン人は何かあっても大抵は「Perdona.」で済ましてしまうこところがあります。「Perdona.」って意味合いはごめんなさいでも、なんとなく心から謝っていない感があるんですよね。
わたしの経験上確かに日常的には「Perdona.」を聞くことが多いです。ただもちろんスペイン人でもまともな人は何かあった時ちゃんと「Lo siento.」といって謝罪します。
例えばこの間公園で知らない子供に自転車で激突された時も、その子のお父さんから真剣に謝られました。
これも人によっては「Perdona.」で済ませてしまうのかもしれませんが、最近ではおそらくあの時のお父さんのように「Lo siento.」をつかってきちんと謝罪するという人が多数派になっているはずです。
まとめ
今回はスペイン語の2種類の「ごめんなさい」とその使い方を紹介しました。
ごめんなさいが2種類あって使い分けているというのはスペイン語の面白いところでもありますが、慣れるまではちょっとややこしかったりもしますよね。
基本的には「Perdona.」をメインで使い、何かものすごい失敗をしたり迷惑を書けたりした時は「Lo siento.」をつかうという形でだいだい間違いはないはずですよ。
またどちらの表現でも謝られたときは、「Nada.」(何ともないです)や「No te preocupes.」(心配しないで)と答えることが多いです。
コメント