スペインのチーズの特徴!選び方やおすすめも紹介

ペインの食べ物というと生ハムが思い浮かぶかもしれませんがチーズだってとっても美味しいです。

しかもチーズは生ハムと違って日本に持って帰ることができるので、お土産にもおすすめなんですよ。またスペインのスーパーやお肉屋さんでは量り売りをしてくれるので、割と気軽に食べ比べもできてしまいます。

スペインのチーズはものすごく濃厚な味わいでチーズ好きには本当にたまりません。

ここではスペインのチーズの特徴や名産チーズそれに選び方等を紹介していきます。

スペインのチーズの特徴

スペイン語でチーズはケソ(queso)といいます。

チーズはスペインの家庭になくてはならない食べ物なのですが、スペインのチーズならではの特徴は一体何なのでしょうか。

スペインのチーズといっても保護原産地呼称に指定されているものだけでも26種類あり、それ以外の特産チーズを含めると100種類を超えるともいわれています。

ただスペインで一番よく見かけ、さらに一般的に一番よく食べられているタイプはケソ・マンチェゴに代表されるじっくり熟成させたハードチーズです。ちょうどこの写真のような感じですね。

スペインのチーズの原材料

スペインのチーズに使われる原材料にはこの3つがあります。

  • 牛乳(leche de vaca)
  • 羊の乳(leche de oveja)
  • ヤギの乳(leche de cabra)

また牛乳だけ、ヤギや羊の乳だけで作られたチーズもあれば何種類かをミックスしたものもあります

牛乳で作ったチーズが一番あっさりしていて(それでもチーズの味がしっかりして食べ応えがあるのですが)、ヤギの乳や羊の乳で作られたチーズはやや癖があるもののとっても味わい深いです。また値段もヤギや羊の乳で作られたチーズの方が高めなんですよ。

さらに日常的に食べたり料理に使われるのはスーパーで安く売っている牛乳でできたチーズが多いのですが、お祝い事の食事の席やレストランではヤギや羊の乳で作られたハードチーズが前菜として出されます

スペインのチーズの熟成度

スペインのチーズは熟成期間によって4種類に分けられています。

・クラド(curado)
4か月から8か月間たっぷりと熟成させたハードチーズ。しっかりとした味わいで風味が豊か。水分量が低いので長い期間保存できる。前菜としてそのまま食べられることが多い。
・セミクラド(semicurado)
2か月から3か月間熟成させたハードチーズ。クラドより熟成期間が短い分味と風味は落ちる。そのまま食べることもできるが、お料理に使われることも多い。
・ティエルノ(tierno)
1か月以下と熟成期間が短い柔らかいチーズ。ハードチーズより脂肪分やコレステロールが少ないので、ダイエット中の人にもおすすめ。さっぱりした味わい。
・フレスコ(fresco)
熟成期間を置かないフレッシュチーズ。水分量が多くプルプルしていてチーズらしい味はあまりしない。フルーツやサラダと相性がいい。

スペインの家庭の冷蔵庫にはクラドやセミクラドが入っていることが多いですが、さっぱりしたチーズが好きだったりダイエット中だったりでティエルノをチョイスする人もいます。

フレスコは他のチーズとは形状が全く違います。モッツァレラチーズを思い浮かべていただくとイメージしていただきやすいと思うのですが、水分の中で保存されプルプルした質感になっていますよ。

フレスコはトマトやイチゴとの相性が良く、ハチミツをかけて食べる人もいます。

クラドはしばらく冷蔵庫に入れなくても大丈夫なので、お土産としてスペインから持ち帰るのにもおすすめです。ただ常温だと油がにじみ出てくるのでジップロックなどでしっかり密閉しておくようにしてくださいね。

フレスコは要冷蔵なのでお土産には不向きです。

スペインでチーズを選ぶ時のポイント

スペインのスーパーやお肉屋さんにはかなり沢山のチーズが並んでいます。お土産にチーズを買おうと思ってお店に行くとどれを選べばいいのかかなり悩んでしまうかもしれません。

そんな時に見てほしいポイントは、ここまでで紹介した

  • 原材料(何の乳でできているか)
  • 熟成期間

です。

まず味の面から見ても日本への持って帰りやすさの面から見てもハードチーズのクラドがおすすめです。パッケージや値札に“curado”と表示してあるものを見つけてください。

curadoでも結構種類があるはずなので、次は何の乳でできているかをチェックしてください、羊ならoveja、ヤギならcabra、牛乳ならvacaと表示されています。

どの原材料がいいかは好みによっても変わるのですが、せっかくスペインのチーズを味わうなら羊(oveja)を選んでみてください。あっさり目の味わいがいいなら牛と羊や牛とヤギの混合にするのもいいですね。

この写真のように三角柱の形にカットされたものが持ち帰りやすいです。食べる時は三角形に薄くスライスしてくださいね。お肉屋さんでは円筒形のチーズからこの形にカットしてもらえますよ。

スペインならではのチーズ

ここではスペインならではのチーズの銘柄を紹介します。各チーズの名産地に行くならぜひこれらのチーズを食べてみてくださいね。

ケソ・マンチェゴ(Queso Manchego)

スペインのチーズといえばやはりこのケソ・マンチェゴ(Queso Manchego)でしょう。カスティーリャ=ラ・マンチャ地方の名産品で、マンチェガ種の羊の乳で作られたハードタイプのチーズです。

濃厚でしっかりとした味わいは一度食べたら忘れられません。円包形なのですがスーパーではケーキのように三角柱の形に切り分けられたものも売られています。

テティージャ(Tetilla)

テティージャ(Tetilla)はガリシア地方の牛乳で作られたチーズです。女性の胸のような形をしていることからこの名前が付けられました。

牛乳だけで熟成期間もそんなに長くないのでさっぱりとした味わいです。あまり一般のスーパーでは見かけないので、スペイン北部に行くことがあればぜひ食べてみてください。

ケソ・デ・ブルゴス(Queso de Burgos)

ケソ・デ・ブルゴス(Queso de Burgos)はスペインで一番有名なケソ・フレスコ、つまりフレッシュチーズです。カスティーリャ・イ・レオン地方の特産品で世界遺産の大聖堂があるブルゴスという街の名前が付けられています。

もともとは羊の乳で作られていたのですが、最近では牛乳で作られた商品もあるようですね。スペインではどこのスーパーでもヨーグルトのようなパックに入ったケソ・デ・ブルゴスが売られています。

ケソ・カブラレス(Queso Cabrales)

ケソ・カブラレス(Queso Cabrales)は牛乳もしくは牛乳と羊やヤギの乳の混合で作られたブルーチーズで、アストゥリアス地方での名産品です。

テクスチャは柔らかめで、ブルーチーズならではのあの香りと酸味のある濃厚な味わいがたまりません。

トルタ・デル・カサール(Torta del Casar)

トルタ・デル・カサール(Torta del Casar)はエストレマドゥーラ地方カセレス県で作られている一風変わったチーズです。一見ハードチーズのようなのですが内側が柔らかくてとても滑らかです。

羊の乳でできているためとても濃厚で味わい深いです。

 

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まとめ

スペインのチーズ、特にケソ・マンチェゴに代表されるハードチーズはスペインの食卓になくてはならない食材です。スーパーだとナチュラルチーズと思えないくらいお得な値段で売られていたりしますよ。

バルの前菜として頼むのもいいですが、チーズ好きの方はぜひ一度お店でお好みのものを購入して味わってみてくださいね。

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